詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
信夫路や林檎の実の先積乱雲おもい重ねし広島・長崎
11
もっと見る
石川順一
吹き荒ぶ風に雨脚強くなり嵐の夜に勝手口鳴る
13
もっと見る
石川順一
倉知とか倉田とか言う名前にも俳人思う夢の中かな
9
もっと見る
千映
金魚柄ゆかたに赤い兵児帯を恍惚覚えたおませな踊り
14
もっと見る
へし切
ゆく夏の暑さ残りき赤とんぼ群れて舞ふ野に秋立つを知る
31
もっと見る
リクシアナ
庭に咲く雑花摘みいて歓喜会の逸話ひもとく盆入りちかし
22
もっと見る
滝川昌之
新しいスーパー覘く主婦の眼は野菜売り場のナスより新鮮
25
もっと見る
仁奈
疲れても言葉にしなきゃ伝わらない誰も「知らない振り」して歩く
7
もっと見る
詠み人知らず
思ひつつ寝れども人は見えずべし 夜の衣を返して着るとも
12
もっと見る
詠み人知らず
詩としての魅力たたえる歌めざし 三十一文字を渡り始めむ
19
もっと見る
みやこうまし
つくづくと一人聞く夜の雨の音予定も無きに明日を思う
22
もっと見る
林林
夏の夢叶うだろうか青い空Aマイナーの旋律光る
28
もっと見る
吉野 鮎
流星のかけらの幾つさがす夜葉月の風に微か秋立つ
42
もっと見る
灰色猫
七つ川ゆらゆら流る灯籠は平和を願う希望灯して
21
もっと見る
灰色猫
炎天に枯らしてしまったトマトたち来年こそはと水を浴びせる
14
もっと見る
灰色猫
お神輿の如く蟻らはご馳走の躯を巣へと運び込みたり
19
もっと見る
灰色猫
桃色にあなたが染めたこのこころ無邪気な瞳でどうか見抜いて
20
もっと見る
秋日好
立秋の暮色の中でクレマチス昔のひとの想いを宿す
22
もっと見る
まあさ
ゆく夏に 抗う如く 蝉声の 高く大きく 美しい朝
24
もっと見る
石川順一
単独でセミは鳴かぬと庭に入る迷い込むもの樹液は無いぞ
16
もっと見る
[1]
<<
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
|
60
|
61
|
62
|
63
|
64
>>
[64]