名鈴のお気に入りの歌一覧
ななかまど
もみじ葉を右にひだりに散らかして木枯らしの素手えりもとさわる
13
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滝川昌之
そんな服持っていたかと見ないふり同窓会に行く妻若し
22
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天鳥
できるわとぎゅっと詰めたやることリスト年末までにできず年越し
8
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栞
布団には小さな体で大の字を書く我が子あり 寝位置を探す
10
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只野ハル
だからでもでもねでもない多分それその時思いブレただけかも
7
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里香
病み上がり 寒さのつらくこたえしが 母のおかゆのいたく沁みいりぬ
29
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び わ
手話学習家内の薦め受けいれて早速準備変化あるかも
3
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松本直哉
散り紅葉ひとひらひろふ暮れがたのからくれなゐに染まるわが恋
5
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河のほとり
人はわが心のうちを白露の朝は夢と消えぬべきかな
4
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うすべに
哀しみは 去りゆく人の足音と 舗道ころがる枯葉の音に
10
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横井 信
朝焼けに雲の辿った空の道そっと目で追うひかりの出口
11
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灰色猫
おかしいのどうかしてるのこの想い君に向かって壊れているの
7
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灰色猫
あの丘を越えればいつも君がいたさようならだね可愛い恋と
7
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コタロー
投稿歌添削されて下手なりに雜誌に載ればそれで幸せ
7
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恣翁
梔子の 赤く熟せる実は裂けて 弾けむずるか 坪庭の冬
16
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恣翁
夕闇に 芒の花の 仄白く光る今宵は 十三夜かも
15
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滝川昌之
霧深くヘッドライトはハイビーム対向車同士 会釈と下げて
14
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ななかまど
やわらかき雨音本に吸われゆき漱石の猫ゆだんのならぬ
6
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西村 由佳里
高台の少し大きな建物は心と心が憩う図書館
4
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菜々子
過ぎ去った時間は元に戻せない 大人になんかなりたくなくて
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