詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
高松 蓮
草いきれ いつもの道で ふと感ず もうすぐ五月の 穏やかな朝
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高松 蓮
このくぼみ 吾子なら おかおと言うだろう インスタントの コーヒー蓋裏
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高松 蓮
塾に行く 子らの揃いの 鞄にも 付いているのか 防犯ブザー
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高松 蓮
黄葉の 日ごと減りゆく 桜木や 小枝の先にぞ つぼみの子ある
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高松 蓮
知らぬ間に 黄金色たる 桜葉の スポットライト 朝の逆光
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高松 蓮
気力なく 雀の声に 見上げるも 無粋な葉たちは 道をば空けず
5
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高松 蓮
職場前 初めて上る 歩道橋 いつもの屋根に 花咲くを見る
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高松 蓮
一日で 大きく伸びたる 葉の力 さすがに吾子の 伸びより速し
5
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高松 蓮
「頑張った」 自分で思えば 充分か 他人にも認めて もらいたいのか
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矢車菊
それぞれの歌集のうへで出逢ふときこころの瞳しづかにひらく
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矢車菊
かくれんぼどこに居たっていつだってきみをみつけて抱きしめるから
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詠み人知らず
好きだからまだ溶け合っていたいから心で感じて吐息を洩らす
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詠み人知らず
節榑立つ指を折りつつ三十一文字 翁歌人らの姿想いき
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詠み人知らず
激励のふぁぼの数には甘えまい まともに詠める歌人になりたい
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詠み人知らず
世渡りに建前要るは悟れども本音の語らう人ぞ好まし
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詠み人知らず
無駄足を踏んでおるのやも いつの日か辿り着きたし雅の京
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絮谷新
はかなくに胡桃の内に閉ぢられて移ろふ影の一生なるかな
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夢士
短冊に綴る言の葉友の声心通わす折々の歌
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コーヤ
二人して手際分け合い料理していただくご飯に幸が舞い降り
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コーヤ
甘酒を飲んで温か良い心地遠い記憶の祖母の温もり
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