詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
新座の迷い人
訪なえば 嬉し顔にて 歓待し ビールもち来て コップ差し出す
14
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君丸
君の胸 春流れこみ 満開の 桜咲けよと 願いてばかり
7
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君丸
ささくれた 気持ち剥きだし 泣いたとて 日はまた昇り 君を照らさん
11
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君丸
孤独なる 小さき獣 吠え泣きて 君にとどけと 涙ながれり
6
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千映
再就職道の絶たれた君がいて吾の指関節激痛走る
12
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千映
暇潰しピアノ始める友がいる暇でなけれど歌詠む吾いる
15
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石川順一
解体の現場に工事車両あり行く時なかった記憶が戻り
14
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灰色猫
養殖のサーモンを食むノルウェーのまろき北海口に香りし
15
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灰色猫
幾重にも言い訳重ね辿り着くバベルの塔は狂いて崩れり
16
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灰色猫
「別に」って距離取る君の口癖が手を繋いでもなんか切ない
24
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灰色猫
木炭の描く音響く美術室ヌードモデルは陽だまりにあり
17
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灰色猫
我が墓を暴く者には地獄より深い災厄が訪れるだろう
14
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己利善慮鬼
花結ぶ少女の指は幼気で若草萌ゆる春はいざ立つ
11
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己利善慮鬼
好きという気持ち一つが残されて忘却の春に君は消えゆく
8
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己利善慮鬼
往けよ往け道の遥けき明日には砂塵の声と梁塵の歌
6
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石川順一
改耕碑祖父の名前を発見し歩いて帰る梅も綻ぶ
17
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藤久崇
波迫めて 母を振り捨て 延びし身の ややむ上こそ 君は聞きけれ
17
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コーヤ
昼下り甘いスイーツ食べながら語る言葉に春の花咲く
20
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コーヤ
目映くて目覚めて伸びた土筆の子微笑む花と春を満喫
20
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絮谷新
疼らぐは懷中時計の刻みかな空の噐に過去の呼び聲
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