詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
憧れが憧れになった日の事をその幸福を木枠に飾る
18
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灰色猫
女であり男でもある感情を偽ることなくまことでありたし
20
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朔夜
あなたには抹香くさいと笑われる白檀薫るこの香りが好き
8
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沙久
この世界君がいるただそれだけで美しく見えてくるから不思議
18
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沙久
どの道に重きを置くか考えて悩みながらも歩いていくさ
15
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へし切
霞立ち山の谷風吹き来れば花やおそきと鶯の鳴く
29
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沙久
核拡散防止条約踏みにじる悲報がアメリカから飛んでくる
9
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葱りんと
四日間 下がらぬ熱に 染め頬で 甘えてくるから 桃缶惜しまず
20
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夢士
逝く母は下弦の月の路灯り仏に召され天に旅立つ
17
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リクシアナ
一日をタイムカードでカットして量りに乗せてプライスを貼る
20
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夢士
新月の空に向かひて手を合わす十七年経つ今宵の月影
16
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inosann
「私のほかカッコイイよと言えるのは私だけよ」が妻の決まり手
16
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澄舟
伝えなかった思いが過る夜の隅無意味に光る電話BOX
17
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己利善慮鬼
言葉さえ空虚な夢に鎖されて恋するほどに夜は切ない
7
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ナゴ
面積の8割君に捧ぐべく寝返りせずに君を見つめる
9
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河のほとり
見し夢のなほ覚めやらぬ心地していづこもかほる梅のさかりか
20
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まあさ
あたたかい 春の音色が 響きます ようにと祈る 新月の夜
23
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千映
チューリップ一センチだけ顔をだす周りの土を指で飛ばすね
11
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芳立
良かれとて人は為すとも御仏の眼に見ればなべて誤る
9
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コーヤ
枯れ野辺に一筆一筆色入りて彩り豊かな春の舞台へ
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