行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
夢士
白梅の香る枝映ゆる青き空西に傾ぶく上弦の月
15
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つちだゆういち
鉛筆に触れるとジワリ思い出す教科書机伏した日々
10
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藤久崇
寝ねにける 我を待てるか 夕さらで なお外に遺る 春日のみ光
11
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藤久崇
札用い 炙れど清き 願い立つ 乱れを焼ける 宮益不動
10
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KEN
去年の葉を ひとひら懷き 影落とす 春黄金花 月の燈りに
17
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詠み人知らず
ふたりして話すこともなく春の午後 はるみを食べる甘いあまいと
4
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磯山武士
白鳥は飛び立ちにけり静かなる入り日の湖の春のおとずれ
10
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秋日好
今春の最初の椿が三メータ吹き飛ばされてパンジーと逢う
15
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麻矢
太陽の強さくらいの影を持ち山犬がなにか今掘りあてた
3
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芳立
うつし世は夢とうつろふ色ながら花待つころぞ心はやれる
5
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夢士
里山の春の土産や朝採りのほろ苦き香の蕗の薹食む
19
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藤久崇
海人の綱 愛しき渚は 今になお 南風の歌に 帆船通えり
23
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藤久崇
つらつらと 舞い降る雪を 追い見れば しかと咲きけり 春の白梅
11
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藤久崇
雪溶けて 軒より零るる 玉水の 照れる光に 映ゆる清けさ
30
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藤久崇
雨過ぎて 立つ香を端に 聞くからに 諾こころよく 花は生うらし
9
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夢士
空青き白木蓮の咲き出づる里山の春孫の卒園
11
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詠み人知らず
足取りも軽くなりゆくタンポポの小道やがては君の待つらむ
15
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詠み人知らず
手を合わす形せし白木蓮のつぼみ雅に明日は咲くらむ
14
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野吹
夜を残す目覚めの袖の露に知る夢路に見えし昔の面影
23
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ことほぎす
綾織を紡ぐ平安雅のうたげ しろい光がをりなすにしき
4
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