千映のお気に入りの歌一覧
わたぐも
声変わり 背も父越えた 長男に 母には内緒と 小遣いねだられ
7
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詠み人知らず
生き物を摂らねば死ぬる身体なれいただきますとごちそうさまと
27
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林林
うたのわに水無月生まれの方多く梅雨でも気持ちはウキウキします
14
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西原澪
爪の端に残るラメさえあの夜の余韻のようにきらきらひかる
18
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夢士
水無月に生まれ来たりて時を経て歌詠みにけり亥年の男
21
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西原澪
眠っても ごはんを食べても マニキュアを落としたその日みたいに淋しい
6
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あまおう
梅雨晴れの 午後はさらさら 木洩れ日と 水まんじゅうは 何カラットです?
28
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洩矢転石
「また来るね」きみが帰って気の抜けた夕日の溶けたサイダーとぼく
13
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桜ねこ
「給食とポテトサラダがかぶったよ」旬はかぶるよ。歌もメニューも。
20
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林林
シャキシャキと大根の葉を刻む香は塩揉みすればより引き立ちて
19
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愚と楽
肌も胃も心も荒れたそんな日は おかゆのような うた探しおり
21
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詠み人知らず
花柄の浴衣を着たる女子たちが袖をまくりて金魚をすくう
18
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月虹
静けさは在らぬ想いを膨らませ君と交わした言葉にすがる
282
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秋日好
山陽線ゆっくり走る貨物車の記号読みあげ待った踏切
21
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すばる
美しい景色も君がいなければ ただ美しいそれだけのこと
19
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ながさき
休耕地 キジの一家の 散歩道 オス、メス、子供 家族で集う
23
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詠み人知らず
通りがけ人が見上げるビル街の隙の空には虹がかかりぬ
14
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潮月繁樹
通勤の電車乗り込む修学徒 個性豊かに原爆碑前
24
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詠み人知らず
ほんとうの空と智恵子が言った空私の目には儚く消えた
18
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詠み人知らず
指切りを何度もしては破りたり今夜も遅く絵本は読めぬ
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