詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
野の花の咲きて足音春近しコート纏ひて野の原歩く
21
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まあさ
嬰児に はじめましてと 言った夜 月も静かに 群雲の中
21
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絮谷新
過ぎてなほ酔ひざらましに吾の恋は麓の道に通ふ南風かも
16
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コーヤ
風に舞い群れて微笑む水仙はほんのり香り春に届けむ
21
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コーヤ
持ち上がる 枯草覗けば 蕗の薹 顔を出してる 春近づいて
25
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灰色猫
点滴に一匹猫が絡みつき夜の病室より私は消える
19
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灰色猫
虚ろなる暦遊びは破られてやりたいことのひとつもなせぬ日
20
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灰色猫
もう春ね君がコートを脱がすからこっちの方まで風になっちゃう
11
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絮谷新
冬の夜の海豚心中奏づるは手風琴かな去年のワルツ
16
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リクシアナ
氷紋の結ぶガラスに指あてて遊びの梅花さかす北窓
29
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松本直哉
あづさゆみ春待つ庭の薔薇の芽のほのかにあかく色づきにけり
18
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まあさ
久々に投稿された歌人様へ心を込めて拍手をおくる
17
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ラベンダー
眠る祖父 小康保つ 生強し その様信じ 逝く日追い遣る
17
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詠み人知らず
横並び 忙しない手は膝の上 最初の一杯まだまだ来ない
6
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千映
男はね往々にして過去に酔い女は今の暮らしに酔うの
17
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人三昧
冬空に 覆われていた 心にも はや紅梅は 二分咲きとなる
13
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灰色猫
独りでは出来ない事をばかり感謝の止まぬ入院生活
21
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伏間かづき
ちょうど目にかかる長さの前髪を自分で切るよなサヨナラだった
12
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月虹
曇りゆく空の彼方を思ふとき正義の是非を問ふ声聞こゆ
81
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万陽
ハラハラと落ちゆく髪を過去として心機一転 誓う美容室
17
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