へし切のお気に入りの歌一覧
恵雪
美しくせむと作りしものならず いや美しき蜘蛛の巣の綾
10
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ななかまど
時として餌をねだるとき老猫はサバンナの眼でわれを見つめる
10
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ながさき
眞實に 日本の國を 憂ふなら なぜに大同 團結できぬ
6
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横井 信
青空の流れる風へ高らかにヒバリの遊ぶ春の田園
8
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茂作
山吹のましろき芯をぽんと拔き 友と遊んだふる里の川
15
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なりあきら
朝靄に 小野の篠原 偲んでも 眩き時は もう戻らない
1
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恵雪
一日の家事終へし後 刺し子布巾縫ひて心を整へてをり
7
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うすべに
山藤のかすみのかげの新緑の 色もあらたにふるさとの山
12
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ななかまど
千年の歳月という感傷を抱いて咲きたる滝桜かな
18
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小林道憲
哀しみの心ほぐれぬ夕暮れを帰る川辺に散る桜花
8
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美生子
お酒には酔えずに呷るコカ・コーラ貧しき頃の恋の味して
14
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谷村思亜
ひとひらに愛を込めては桜花 果てしなく降る果てしなく降る
3
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滝川昌之
機長から目的地晴れのアナウンス ベルト着用サインが消える
13
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うすべに
過ぎ去った時をとどめる古家の かたづけ止める思い出ばなし
12
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KEN
春惜しむ歌の栞にと ひとひらのさくら舞ひ散り貫之に添ふ
10
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硝子
知らぬ間にながれゆく世に愛でられしものこそわが世ひとときと知る
5
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硝子
うちなびく春に散りゆく夢も花人も花とぞ先をあらそふ
8
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杜鵑草
定めとて送り送られ別れつつ春は心ぞもの憂かりける
14
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さいおん
吾背子与 二人之漕者 幾許可 今日川路者 弥毛清毛
14
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横井 信
犬を連れゆっくり歩く葉桜に変わる並木に揺れる木漏れ日
14
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