千映のお気に入りの歌一覧
夢士
雲切れて陽の射し来るを待ちにまつ剪定の刃に文月の雨
16
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へし切
言の葉をつむいで結ぶ うたのわの 和める時はゆるやかに過ぐ
24
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夢士
いつの間にフェンスを越えてヤブカラシ庭木に絡み天へと伸びる
14
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裕二
財布にはあなたと行ったあじさいのあのお寺さんの半券があり
11
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林林
明日への支度が終わらず午後九時半気力を絞りあとひと頑張り
14
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裕二
こんなにもしわくちゃだからあの人もうわからないかもと祖母笑ひけり
9
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あまおう
雨降りの せいじゃないのか 右膝に 水がたまって 激痛やまず
20
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コーヤ
タチアオイ空に向かって咲いていく花の想いよあなたに届け
13
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詠み人知らず
ワイパーを透かして見える舗道には不透明なる明日が覗く
14
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林林
ありがとう そう詠っているあなたこそたった一人で抱えないでね
19
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コーヤ
いつまでも健康長寿と祈りて短冊吊るす笹の葉ゆれて
14
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詠み人知らず
閉じ籠ることの多きに嫌気さし小雨ふるなか書店へ急ぐ
21
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詠み人知らず
打ち水で潤んだ庭の朝顔に浮かびて見える紺色の露
22
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詠み人知らず
野良猫が上目づかいでものうげにあるじでなくも我になきたり
21
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林林
だんだんにそういう年だと無念さに今年二度目の喪服にブラシ
23
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ながさき
ソトハ雨 シトシトシトト フリツヅク ココロノナカモ 雨フリヤマズ
21
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裕二
もう何年いのちを育ててないだろう 弟植えしあさがおが咲く
13
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中森 つん
愛するの意味を違えて私たち指先ばかり絡ませている
6
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Chico
朝来たら すーぷがぶがぶ飲んでやる 即席だけど 生きてやるのだ
11
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ミツ子
マザコンと言われ意味を知ったとき誉め言葉かと思ったものです
6
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