コタローのお気に入りの歌一覧
児島白汀
逢い見ての後に離るるものなれば もとより知らすがのどけしものを
9
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児島白汀
良寛に見習いたくも及ばぬは こだわりを捨て日々をたのしむ
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児島白汀
山里は つつじあじさい咲きそろい 鶯鳴きてこころ楽しも
10
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児島白汀
山路来て 山椒の苗見つけたり 持ちて植えたやわが庭の隅
9
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野々花
刈り伏せた草の匂いのする道をスマホ片手にゆるりと歩む
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詠み人知らず
ひねもすに 心模様の乱るるは 我ならなくに つれなきに倦ず
14
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詠み人知らず
副鼻腔 腹腔鏡の 「腔」の字を 「くう」と読むのは テクニカルターム
13
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詠み人知らず
意味解して 苦くも甘き今のあり 蓮の生命 笑まひて生きむ
20
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詠み人知らず
ゐるうちに だんだん遠慮のなくなりぬ 脱ぎつる服も 散りぼふままに
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詠み人知らず
脳髄に 響きて染みて 心ごと 溶かさるるがに 熱き言の葉
21
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灰色猫
眠りという静かな別れ寂しくて母の寝言に言葉を返す
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灰色猫
雨垂れの車窓に烟る故郷はぬめる魚のかをりを放ち
22
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灰色猫
線香は燃ゆる時より生涯を全うするごと清ら燃え尽き
25
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灰色猫
少女らは花の散るたび大人へと清か檸檬の香りを纏い
20
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灰色猫
君がくちびるにふれつつ封じ込む愛の言葉を指つたいに聴く
19
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もえ×もえ
君だけを恋い焦がれてた 性別を隔てることも忘れるほどに
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もえ×もえ
いとおしむ いつもは低いその声が女のように高鳴りて なお
10
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むらさか
紫が蘇るから「紫蘇」になる 知ったが最後とうぶん主食
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むらさか
捨て猫をかくまうように肩を貸す 東横線でねむるわたしに
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児島白汀
今の世に新たにえがく浄土とは 誰に問わむか エイアイ様か
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