KENのお気に入りの歌一覧
萱斎院
来ぬひとを思ひたのまじ夕さりに 涙な呼びそ山ほととぎす
8
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コーヤ
移ろいて変わる景色の花模様紡ぎ織り成す輝きは夏
18
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吉野 鮎
欅並木みどりを深み六月のあのときの二人を若きらに探す
13
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滝川昌之
藻が飛散いやな予感に鉢見ればアオダイショウの襲撃のあと
20
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まあさ
雨レーダー いちはやく察知 した虫が 私の家に 避難して来る
21
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石川順一
撮影のツアーの最後のコーナーで霊と吐き気に出会ふ東進(南進)
7
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あゆか
こっそりと選ぶ真珠は艶めいた秘密を抱いて眠ってました
15
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あゆか
幼子はつつじ拾いて星描く枯れていのちを取り戻したか
16
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吉野 鮎
夕暮れを欅並木にわたる風指絡めきく葉擦れのささやき
11
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灰色猫
桜散る別れのなかで子供らは傷つきながら羽根を繕う
20
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吉野 鮎
朝ごとを四十雀鳴く遠近に作文もして四十雀語で
11
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吉野 鮎
ひと夜さを彷徨ひて鳴く不如帰子育てぬ性の闇の深きに
14
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滝川昌之
とりたてて何もなかった休日の終わりに家族で囲む食卓
22
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詠み人知らず
お互いに文句ばかりを並べるも いいことかもね 夫婦の日課
23
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あゆか
講堂でマイク渡され質問をしたら答えがレジュメにあった
8
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あゆか
雨足と駆けっこ勝って飲むラムネおっと布団が干しっぱなしだ
12
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コーヤ
朝の陽に微笑みかける睡蓮の清しき姿に心洗われ
22
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コーヤ
夏の朝茂るみどりのトンネルの香りのシャワーが心を洗う
19
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灰色猫
学びつつ灰色猫は感性の赴くままに詠んでゆきます
26
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石川順一
塔に来て蛍鑑賞した後に最上階の窓に蜘蛛居る
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