詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
嘘のない瞳で嘘を暴いてねふたりが優しくなれますように
17
もっと見る
秋日好
歌雅離れて疎し故郷の雛の祭に咲く花々よ
20
もっと見る
うすべに
まだ広い林の空に うぐいすの初音見送る去る冬の影
9
もっと見る
横井 信
あふれ出す緑は芽吹き柔らかく耳に届いたせせらぎの音
7
もっと見る
横井 信
満開の梅の香りに誘われてやさしく揺らす風のささやき
9
もっと見る
横井 信
人のみる夢を集めて人工のいのちに宿る知性が踊る
6
もっと見る
夢士
浅き春梅の香を聞き寒桜ぶらりぶらぶら野の花もとめ
13
もっと見る
滝川昌之
講堂はクライマックス「いざさらば」恩師称える惜別の歌
17
もっと見る
煩悩
雨の匂いで目覚める鬼の正体が監督としてメガホンを取る
7
もっと見る
もみじ☆彡
早笑みて 玉縄桜 雲居より 眺め笑むやな 本多佐渡殿
11
もっと見る
千映
薄物のコートとダウン入り乱れ街ゆく人のそれぞれの初春
8
もっと見る
夢士
朝夕のダウン恋しや春早し行ったり来たり定期入れかな
10
もっと見る
横井 信
雨あがりそっと始まる三月にハクセキレイはささやき踊る
15
もっと見る
へし切
春の夜のしぐれて安き鼻ごころあしたに霞む吾が眼かな
20
もっと見る
秋日好
人気無い話と母への手紙とを書いたら枯渇 何も出て来ぬ
11
もっと見る
千映
バスの中 児と赤子連れママさんに「子育てがんばれ」応援の声
7
もっと見る
由縁
断捨離で人形供養したけれど やっぱり恋しいお雛様
6
もっと見る
滝川昌之
バイパスのナトリウム灯は朝もやの雲海に浮き漁火のごと
21
もっと見る
灰色猫
一行詩くもり硝子に綴りゆく指だけが知る闇のよろこび
21
もっと見る
KEN
音も無く 花を呼ぶ雨 肩濡らす 春來る毎に 老い行く人の
15
もっと見る
[1]
<<
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
|
60
|
61
|
62
|
63
|
64
>>
[109]