詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
この夏が最後の夏であって良いわたしはわたしの夏を歩いた
21
もっと見る
詠み人知らず
険しかり 古語連山の訳の山 吾頂上まで辿り着けるや
13
もっと見る
詠み人知らず
誠にて懐深き滝の音は 萎るる子猿に活力与へり
9
もっと見る
詠み人知らず
無理だとか駄目ですなんて言いたくない 限界なんてまだまだ先だ
15
もっと見る
詠み人知らず
彩雲が清けき月に照らされて 天女の羽衣たなびくめり
11
もっと見る
詠み人知らず
愛しくて 名を見つめては胸焦がし 文開きては胸つまらせたり
19
もっと見る
inosann
しばしの間くるまのシートにもたれれば峡ふく風が袖を揺らしぬ
21
もっと見る
沙久
長いとも言えるし短いとも言えるあまたのお歌に幸あるように
34
もっと見る
まあさ
戦争の 話を聞いて 作文を 書く事それが 宿題だった
13
もっと見る
石川順一
アメリカンタイプのファッションドーナツを黄昏に食べおいしさ宣言
10
もっと見る
詠み人知らず
落書きのような弧を描き迷走す台風の目から目が離せない
22
もっと見る
石川順一
カタロース豚焼き肉を食べにけり蒸しタコ刺し身昨日の夕餉
10
もっと見る
へし切
紅涙を泛べ悲憤をのり越えて平和を祈る長崎の像
21
もっと見る
児島白汀
雪月花 また楽の音など 我が夢は 一度たりとも 見ぬぞ口惜し
7
もっと見る
滝川昌之
体温と同じ大気に包まれて僕らは夏に同化してゆく
21
もっと見る
滝川昌之
手をつなぐ歳ではないが振り向いて君がいるのを見てから進む
24
もっと見る
秋日好
あきもんと 不思議なひびきのひらがながカラフル風に乗って届いた
14
もっと見る
inosann
細竹の先を朝顔型に組む盆灯篭は赤青黄色
19
もっと見る
中野美雄
入院せる母 丹精のブルーベリーの 色づく枝を 捧げゆかむか
10
もっと見る
詠み人知らず
悲惨なる戦の歴史垣間見き 阿鼻叫喚さへ空に聞きつつ
14
もっと見る
[1]
<<
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
|
60
|
61
|
62
|
63
|
64
>>
[64]