KENのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
「シミッタレ!」色褪せかけた紫陽花はつれない空にうなだれてゆく
19
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吉野 鮎
落雷の破裂線状山頂に篠突く雨は音飮み込みて
13
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吉野 鮎
雲天井這ひずる龍の吐く息の黄金に輝やくきざはし落とす
11
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吉野 鮎
雷鳴や雨やむ夕べ涼風に堂珍風鈴清し音をゆる
10
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へし切
大雨の所も分かず降り頻けばいづくも埋む堪へ難きかな
23
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滝川昌之
コンビニで用もないのにウロウロと汗をしずめてバス停へ出る
23
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あゆか
ばあちゃんと平和に暮らすキーワード 戦時中・つばめ・繰り返しだよ
15
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石川順一
叫び声思わず上げる夕暮れに歯医者の通知が父に届けり
19
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灰色猫
天国の君へと宛てた下手くそな文字の手紙は崩れるほどに
28
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あゆか
さえずりが途切れぬ朝はきっと晴れ大雨の夜はどうしていたの
11
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あゆか
悩む日は万葉集にまた戻る大伯皇女にの「うつそみの」
12
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まあさ
続く雨 響く雷 今日すべき ことをきちんと コツコツこなす
21
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へし切
今の世にあらまほしきは日の本の民の思ひをすくふ受け皿
26
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恣翁
夕立ちの過ぎて 名残りの白玉に映る月影 零れて消えぬ
26
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恣翁
一頻り 驟雨の過ぎて 城跡の草に眩しく 日影落せり
21
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コーヤ
青々と茂る草間に顔見せる野ばらの白が眩しく光る
14
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灰色猫
眠れない夜をいくつも渡っても消えることない渇きがあるね
18
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灰色猫
人類は天災よりも強大な地獄の炎を手にしてしまった
16
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石川順一
光る石ルビーは輝き増しにけり土民の突きを躱しながらも
11
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石川順一
教会の会員ならば怖くないそう言い残し少女は去れり
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