風蘭のお気に入りの歌一覧
*なび*
うたを詠む術を知り得て 新たなる言葉の海で舵取つてゐる
10
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*なび*
朝夕に祈るは我のことに増し 囲み助けてくれしひとの幸
11
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*なび*
愛猫に「おはよう」と云う朝ごとに 増して行きたるかけがえのなさ
12
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悠々
花劍とふ言葉知らずやうたびとよおのれの命賭して詠むべし
11
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詠み人知らず
まっさらな寒さが昨年の哀しみを連れ去ってゆく美しい朝
10
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田中ましろ
せかいって言えばなんだか広すぎてあなたと言えば輝きすぎる
15
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悠陽
思い出が褪せることすら愛しくて瞬きだけをシャッターとする
8
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悠陽
知らぬ間に ぽきり、と折れた音すらもほんとは誰かに気づいてほしい
13
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詠み人知らず
歌という鏡に素顔が映るから くもらぬように磨く 魂
34
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詠み人知らず
あまりにも美しすぎる夕焼けは沈んでいくのに希望に見える
79
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つきの
君といた思い出やさし離れても忘れな草の揺れるあぜ道
15
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つきの
ぬくもりを 伝えぬままに この冬の 白い吐息と なつてしまおう
27
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芳立
秋の日のさびしさ問はば空の蒼われをさりゆく高み深みに
26
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芳立
色も香も声もめぐれり春の日は忘れしひとを忘れさせざる
31
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ほたる
輪郭が一つに溶けてゆく夜に 罪と理性の境目はなく
59
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ほたる
この時間一人うた詠む寂しさを自由と呼ぼう春はまた来る
31
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ほたる
苦しくて歌にも詠めない傷がある。雪が降っても、桜が咲いても。
32
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芳立
世のなかは人あるところ諍ひの花咲くもよき春のころかな
10
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詠み人知らず
病床に香る水仙匂やかに鏡曇りし我が吐息にて
8
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河のほとり
侘しくてひとり寝る夜はいたづらにあらしな吹きそ雨もろともに
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