コタローのお気に入りの歌一覧
秋日好
骨の髄煮込んでチキン出汁に足しきみの行く道楽になるなら
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恣翁
白銀の月の光を 梟は 頬脹らめて 吸ひたるらむか
20
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恣翁
充たされぬ青き唇 燻りし衝動に 今 汝を抱かばや
16
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恣翁
風上に 渡す端から焼く干物 塩気を帯びて 世に受けにけり
18
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恣翁
暁の 見渡す限りの水芙蓉 なだらかに 蕾解けたりけり
18
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恣翁
奥の間ゆ 黄泉路踏み分くる 亡き人の声聞かませば 悲しからまし
20
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林林
お盆でも急患受付あるはずで保健所かシャープ7119
19
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林林
夏の夢叶うだろうか青い空Aマイナーの旋律光る
28
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林林
ヒロシマの原爆記念館に行く寡黙な父が肩震わせる
23
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林林
病院に涙の部屋があると良い一人で流す涙のための
21
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林林
大切な人が病んでる苦しくて愛は病を超えぬものかは
28
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詠み人知らず
落書きのような弧を描き迷走す台風の目から目が離せない
22
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詠み人知らず
綿すげは雲海の如ひろがりて木道を歩く心浮かれつ
23
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大野 冨士子
ぽっかりと波に浮んだ小島には 朱の鳥居立ち ねがう安寧
63
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大野 冨士子
ボランティア嬌声あげて記念写真 すぐ帰りなさい 警察呼ぶぞ
117
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大野 冨士子
酒たばこ女とくれば次は株 窮迫すれば 松の枝あり
63
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大野 冨士子
濃密な大気が成した瀬戸の凪 じっとしている 生きものの知恵
116
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大野 冨士子
何かしら良いことのある予感には 妻の笑顔が 不可欠らしい
252
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吉野 鮎
野分過ぎ東雲の空かなかなの聲 微か風風鈴を搖る
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吉野 鮎
朝未だき窓を入りくるすずかぜの髮やわく撫づ ひぐらしをきく
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