コタローのお気に入りの歌一覧
灰色猫
腹を切る手術の為にしばらく消えます
22
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中野美雄
海桐実の未だ青きに残り花 芯の血の色 蜘蛛の巣の陰
7
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中野美雄
モーツアルトのクラリネット五重奏は善きかな 逝きにしきみの舞ひ降りてくる
8
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中野美雄
老い病む母を 見舞ふと出づれば 逝く夏 惜しむ法師蝉の声
8
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中野美雄
里山茂りを 群蝉の鳴き響動もせば 法師の蝉の 笛の音の澄む
6
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中野美雄
島の椨の しげみのみちを切岸へ しののめの海原 海猫の舞ふ空
11
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千映
江戸切子冷酒をちびり舌の上転がす夏の夜はゆくりと
19
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千映
久米明声優界の重鎮は「家族に乾杯」翁の癒し
11
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千映
農業県住し吾の胸痛みたる日照不足でどうなる作柄
13
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千映
肝油など飲む必要のない体食料難儀しないで育つ
11
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千映
政宗の生誕四百五十年暮しの日々に解け込む藩祖
14
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滝川昌之
台風のうねりが残る砂浜で鳥はかたまり羽を休める
18
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滝川昌之
手をつなぐ歳ではないが振り向いて君がいるのを見てから進む
24
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滝川昌之
体温と同じ大気に包まれて僕らは夏に同化してゆく
21
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滝川昌之
長男の最後の学費を振り込んで「親の責任」肩から降ろす
25
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滝川昌之
飲み出しが早いと妻に責められてそれでもササッと肴が並ぶ
28
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滝川昌之
新しいスーパー覘く主婦の眼は野菜売り場のナスより新鮮
25
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へし切
前世より結ばれていた赤い糸 誰そ彼時に君の名を言ふ
23
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へし切
吾がうちになほ恋しきとひとり言つ君しあればと思ふこの頃
27
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へし切
紅涙を泛べ悲憤をのり越えて平和を祈る長崎の像
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