詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
朝風呂の後の散歩の清々し風に吹かれて空飛ぶここち
18
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コタロー
陽光を浴びて始まる人々の暮らしの音や鳥の囀り
15
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春咲
明けぬ夜も世にはあるらし 愛し子を知りて知りたる悲しきことわり
18
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春咲
令月の和らぐ風に薫る梅 春告げ鳥の聲も高らか
11
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水色一揆
葉桜に木綿単衣の心地よさ母は見ざりき我の回心
4
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水色一揆
時じくの草刈りせんと朝戸出に遠き地震の知らせ飛び込む
6
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灰色猫
あきらけし月眺むれば梔子のはつか匂へる夏の立つらむ
24
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ななかまど
鯉のぼり五月の風を呑み疲れ竿にもたれて干物となれり
5
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ななかまど
此処彼処かわずのしげく鳴く声が田の面離れて立夏の夕べ
7
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滝川昌之
餌せがむ子ツバメのごと井戸端で主婦らは旦那の連休愚痴る
17
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滝川昌之
湯船からまだ人肌の菖蒲出し ゆく季節(とき)を知る夏の立つ朝
23
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KEN
懷かしき 幼き頃の 夢に覺め 唄の續きを ラジオより聽く
11
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KEN
焦がれ盡き 噛み切る爪の 落ちる如 細き孤の月 山影に消ゆ
10
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千映
鴨川を等間隔に二人ずれ七十路なりても憧れのある
7
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ななかまど
柿の芽と林檎の花がようやくとたどりつきたる山峡の郷
4
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滝川昌之
若竹の皮で包めばおむすびに防菌効果と初夏の移り香
22
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へし切
雪解けのほそき流れを集めきて 大河滔滔 大地を流る
18
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横井 信
クスノキを訪ねた街で巡り会う小さな花の優しい香り
14
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へし切
風かほる五月の山はさみどりに衣かへたりはつなつの色
17
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灰色猫
初夏の睡蓮鉢の浮草に安らぐように琥珀のめだか
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