蔓葵のお気に入りの歌一覧
萱斎院
み吉野のきさ山の端に残り月 花の雲たつ春のあけぼの
11
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へし切
佐保風はいたくな吹きそ藤波の今は春べと咲き匂ふかな
24
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うすべに
得意げなきみのレシピを思い出す たまねぎ切ってごまかす涙
15
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うすべに
見まわせば いつもひとりで咲いていた おいてけぼりの野原のすみに
13
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へし切
神さびぬ 春 緩みゆく 蝶番 扉ひらけば はつなつの風
29
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松本直哉
こでまりのはな咲きいでぬあづさゆみはるの光のふる庭さきに
8
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萱斎院
けふ来むといひしばかりに寝もやらず 居待ちのつきもかたぶきにけり
9
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Chico
神さびぬ 春 緩みゆく 蝶番 アンドロイドの膝のぶらぶら
20
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松本直哉
空襲に家を焼かれし母なれど亜米利加にくしとつひに言はざりき
4
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うすべに
ページ繰るきみの横顔おだやかで 声かけるのをためらった午後
14
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へし切
さくら散り春は暮れゆく山里に色かへて咲く山吹の花
24
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まぽりん
巴里の河みづながれゆく鐘の音のたかき塔よみがへりなむ
28
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まぽりん
恋ふる身は浮かれこがれの花筏たゆたふ波に行く方しられず
31
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うすべに
古寺の年ふりつもる荒壁に あざやかな影落とす藤波
19
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芳立
畏くもおほせられけり吹上の緑おのおの名を持つと知れ
5
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つばす
香りたつ藤の花房隙間から見える古池の花菖蒲
5
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へし切
むらさきの都忘れの花みれば恋ふる人さへ忘るものかは
23
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滝川昌之
定年の花束抱いて妻の元帰るくらいが俺の退位さ
22
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滝川昌之
平成の最後の歌は皆様へ感謝を込めてお礼は(令和)友へ
22
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まりこ
ほんとうにあなたのことがすきでした ミュートを押せば春雨の降る
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