藍子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
濡れ烏 つがい寄り添い眺めるは 露に輝く 紫陽花の青
8
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横井 信
天の川 幾つの星は輝きて消えゆく果て光に願う
9
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横井 信
短冊は優しく風に揺れていて静かに過ぎる七夕の雨
13
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横井 信
柔らかく雨の気配は風に乗り窓に聞こえる木々のざわめき
12
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横井 信
傘を打つ雨音増して降りてくる心のモヤを払う人待つ
10
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横井 信
夕暮れに木立ざわめき舞い落ちる雫に濡れて駅へと向かう
11
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ひよこ豆
艶やかな茄子にピーマン揚げ浸し美味しい予感色鮮やかに
18
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ひよこ豆
詩などに縁のないまま半世紀ことばを知らぬ我に戸惑う
13
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ひよこ豆
湯に浸かり在りし日の聲聞こえしと耳を澄ませば雨垂れの音
13
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幸子
しょっぱさと酸っぱさのあわい見極めむと梅干し運ぶ口腫るるまで
20
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バロンマン
雲に人を乗せて運べるものならば地に吹きつけよ空の風神
11
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バロンマン
明日は来るいかなる日にも明日は来る拙き激の心を届けん
10
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バロンマン
優しかったあの山川もあの町も無残となりて胸がつぶれる
8
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煩悩
化粧室の背後に映る鏡の中の黒髪の女に肩を掴まれる
8
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煩悩
ピクニックランチボックスの窯で蒸しあげられるタコさんウィンナー
8
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煩悩
約四十五度の最敬礼に見え隠れする卒業できない学生気分
9
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煩悩
近づいてきているクリスマスに震えるロックフェラー行きの樅の木
8
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煩悩
暗鬱と過ごした梅雨の雨すらも一滴あまさず舐める舌先
10
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夢士
目指すものぶれず見定め大博打世界の舞台で勝負師西野
14
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夢士
大方の予想を裏に勝上るワールドカップ西野マジック
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