詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
現実と夢との交錯 明け方の真夏の蒼い匂いがしている
20
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恣翁
客思こそ 日月の動きと競ひたれ 秋風 吾待たで先に帰らむ
21
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恣翁
蜘蛛の網は 折れし竹叢吹き抜くる野分に誘はれ 波打てるかな
27
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みん
少しでも異なる道を生きてたらワタシはワタシじゃなくなってるね
14
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大埜真巫子.
昏い部屋 片付けていく 毎日が身辺整理 心の中も
19
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秋日好
ペンネームいくつあってもいいんじゃない?自己賛美にさえ陥らなければ
12
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律
かなしみをわかることなど出来ないと、わかることから生まれる優しさ
4
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律
かなしみを感じたときに ほんとうのやさしい歌が紡げる八月
7
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栞
姪っ子の口からこぼれる言の葉はうまれたばかりの心の音色
15
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大埜真巫子.
灰色の雲が涙を 孕んでる わっと泣いて しまえばいいのに
20
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メガネ
道端に名もなき花のあるやうにうたの生きゆく世を思ひけり
81
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メガネ
足元は確かなれども離さぬ手 支へが要るのは心と気づけり
35
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車男
「危ない」と日に五度は言う介護士に脳性麻痺はしるく強張る
16
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大埜真巫子.
媚びている 誰かに認められたくて 先ずはあなたが あなたを認めて
17
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大埜真巫子.
雨音は やさしい音楽 聴き入って かなしみさえも 変えてほしくて
13
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栞
あなたとの会話の多くはひらがなのまぁるい響きで成り立っている
8
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たみお
鼻緒ずれも 今日の記念と 小走りに 君の背を追う ざわめきの中
13
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へし切
ままならぬ浮き世にあれば背を向けてひとり暮らせば淋しさつのる
25
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大埜真巫子.
なんにも 生み出さなくて いいのだと 生きていれば 生じるのだから
18
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大埜真巫子.
向日葵は こちらを視ては あざ笑う 陽のもとにない ヒトの愚かさ
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