桜田 武のお気に入りの歌一覧
へし切
いいじゃないか 夢はなくとも 今 僕が力の限りに 生きているなら
19
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灰色猫
金銀の斧ではなくて悲しみの連鎖を断てる斧をください
16
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ななかまど
朝の陽はほのかに優し卵かけご飯のごとく田の雪を照る
12
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滝川昌之
地の何を掃おうとして吹く風よ砂塵に霞む嘆きの春は
17
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へし切
だんだんと うしろ姿の父に似る 切なくもあり愛しくもある
12
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へし切
雨あがる 見あげば空に虹の立つ こころの空も晴れわたるかな
12
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ななかまど
如月に春とおもえる日のあらば地震に乱れし心癒さん
12
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ななかまど
雪の日はやること多く一つには同い年なる角川短歌
8
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灰色猫
もし干支に猫年あればお魚をくわえて逃げる猫になりたい
11
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灰色猫
傘の下うまく手と手を繋げずにそれでも笑って虹を待とうか
13
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滝川昌之
ちぃちちち起こすメジロに眼をこするごとく花弁の目覚む白梅
19
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滝川昌之
春雨や子の運転に送られて卒業だろうか親の役割
21
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横井 信
駆けてゆく人の背中を見送って春はまだかと土くれ握る
12
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横井 信
じっと待つ駅のホームで傘をさし目をとじ願う穏やかな朝
10
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わかばみち
頑張ろうありふれた言葉言い聞かせ自身鼓舞する落ち込む日には
11
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へし切
明けぬ夜も やまぬ雨とてなき世にも 神ぞ鎮める悪霊の闇
13
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ななかまど
これほどにコロナ以前のわが生活ありがたきこと今更に恋う
11
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滝川昌之
五分咲きの梅林愛でる半欠けの月よ互いの不足は責めず
21
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灰色猫
戦死者を弔ふ風は遥かなる故郷に生まれ迎へに来けむ
11
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へし切
心ある者は 心を知るといふ 信ある者は 信を知るなり
17
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