詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横雲
旅に出む心はやりて花馬酔木君に見すべく一枝手折れり
4
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詠み人知らず
先のないただの思ひ出作りだと始めてすぐに解かっていたのに
20
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紫草
はる色の毛糸の束を両腕にかけて巻きとる母の一笑
22
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横雲
庭染めてはや梅の花散り敷けり継ぎて待たるる桜満つる日
5
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詠み人知らず
校庭も砂場も狭くなっていた 四半世紀の時の魔法で
27
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みなま
われもまたピカドン逃れし人の孫曾祖父母奪われし記憶引き継ぐ
16
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へし切
里山の水泉動く谷の川瀬音さわがし春を告げゆく
23
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詠み人知らず
あかつきのみぎはにひろふ桜貝 無防備であれわが魂よ
8
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詠み人知らず
泣くのなら真ん中で泣け はしっこで泣いていたんじゃもっと悲しい
16
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芳立
東風をなみ寄りては引けるあづさゆみ春と知りつつひもとけぬかな
7
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浅草大将
その国の夜を思へばうくらいなとりし銃にも露のあやしく
8
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もなca
陽だまりに千切り大根干しながら「すろーふーど」と母は笑った
26
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夢士
我が家の屋根から落つる雪の塊身代わりとなり潰れし愛車
15
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詠み人知らず
帰る雁受けよ別れの杯を秋には持て来越後の銘酒
5
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夢士
ひとのわに交わりなむと炬燵出でテーブルに在り年老いた猫
10
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恣翁
雪国に 春先駆けて 咲くといふ辛夷の花の雪や 解くらむ
26
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詠み人知らず
冷え切った心が君にばれぬよう優しい色のチークを選ぶ
26
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へし切
頑なに領有権を言ふなれば大気汚染は言へば更なり
22
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水中あやめ
かきくらす空は憂けれどをちこちの庭の梢に春は来ぬらむ
6
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水中あやめ
なにとなくをかしき歌と思ふとき三度拍手をするわざもがな
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