詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
早々に車はやめる週末の遠出は雪の予報にふるえ
20
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滝川昌之
早朝に融雪剤は撒かれおり点字ブロックが守る命よ
18
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行中納言中将知師
長き夜の思ひによりてこの恋の みだるる糸をたれか解かむ
10
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うすべに
なにげなく友達のふり カフェテラス あたしを射抜く指輪きらめく
10
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横井 信
何回も作り直して簡単に崩れはしないきずなを築く
16
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KEN
埋もれ火に この背を丸め 何と無し 花の香偲ぶ 獨りの庵
17
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灰色猫
月という舞台で歌う女神さま七十五億の子守の唄を
21
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夢士
ガラガラとキャリーバックの列つくりピーチクパーチク朝の新宿
13
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へし切
しろがねに花とみまがふ霜おけば深山はるかは春にやあらむ
23
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西村 由佳里
空を見ず草木も見ずに過ごした日我が身の内に絵本が集う
4
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ななかまど
春日和ねこの歩幅の暖かく少し先まで川沿いの街
4
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へし切
守るべき幼き命に目を背け使命を忘れ大人の都合
20
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滝川昌之
窓口は「代打」「代打」と入れ替わり同じ苦情を三回告げる
19
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灰色猫
即興のヘビーメタルに撃ち抜かれ俺はロン毛を目指すことにした
19
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夕夏
いるじゃないいままでどこでなにしてたこたえられないけいたいでんわ
10
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うすべに
朝霧に浮かぶ水鳥 うすく濃く 遠い山並みピンクの墨絵
13
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横井 信
いつまでも完成しない簡単に見えたパズルの嵌らぬピース
15
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KEN
魂きはる 稚兒の命の哭く聲を 越ゆる悲しき音は世に無し
16
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夢士
昨日みた朝焼け空を今朝もみた「なあ朝焼けよ」明日も出で来よ
16
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夢士
朝焼けも夕焼けもなく日の暮れて宵のひと時亡き人偲ぶ
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