詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
葱りんと
障り良い 数多の言い訳 吹っ飛ばし 夜の酒恋い 一日頑張る
10
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石川順一
冷麦は讃岐素麺揖保乃糸写真だけでは判別できず
13
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石川順一
汗まみれ送風程度の冷気かな停止の内は環境モード
9
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夢士
大嵐去りて襲来子嵐の声けたたまし非難もできず
18
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灰色猫
腹を切る手術の為にしばらく消えます
22
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ななかまど
立秋を丘のコスモス知らぬげでもうすぐ秋よと彩雲のわく
10
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
61
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まあさ
木の陰を 選んで歩けば 目の前に いきなり落ちて きた蝉むくろ
17
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滝川昌之
キミドリに実り始めた栗の毬 畦道わきに秋が始まる
20
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コタロー
仕事着をたたみ實家へ歸りたる猫と寛ぐソファーの心地
16
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コタロー
壽司食へば猫が勝手にお手をするさうかとばかりにマグロちぎりぬ
11
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吉野 鮎
涼風の清し未明を微睡める汝の腕の中ひぐらしをきく
17
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吉野 鮎
ひとときの髮の亂れを汝の指のつたひゆく宵遠雷つづく
16
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秋日好
真名唱え思い通りにできるならできないからきみ愛しいのだと
12
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秋日好
父の姓夫のくれた今の姓母が選んだファーストネーム
20
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中野美雄
島の椨の しげみのみちを切岸へ しののめの海原 海猫の舞ふ空
11
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大野 冨士子
ぽっかりと波に浮んだ小島には 朱の鳥居立ち ねがう安寧
63
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inosann
それぞれの縁を感じるカップルがやけに多いぞ祭日のストアー
21
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恣翁
白銀の月の光を 梟は 頬脹らめて 吸ひたるらむか
20
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ゐわむら
ハイウェーのテールランプを追い越して「まだやってないね、線香花火」
9
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