都詩のお気に入りの歌一覧
赤石仙人
夏草を刈りたる跡に舞ひ降りて地面を啄むひよどりの群れ
11
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片井俊二
波紋さえ残さぬような霧雨が夏のこころを静かに濡らす
14
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詠み人知らず
突然の別れの言葉を飲み込めず 咀嚼するけど美味しくないね
3
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車男
平等に与えられたるこの自由 宇宙の如き三十一文字は
30
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栞
昨晩のきみの行動なんてもの知りたくはないしっかり隠せよ
13
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みなま
「お茶いれて」拭き掃除済んだひと時にあなたの声が聞こえそうです
19
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秋日好
下の名を呼び捨てされることに慣れ愛情表現ひとつ減ったね
13
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灰色猫
まだ君は覚えているかな 寝ころんで 共に見つめた夏の星座を
35
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村上 喬
四万十の流れは清くよどみなく君のからだのなかに流れる
29
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へし切
行く夏の風よやさしく吹きわたれひぐらしの声掻き消さぬよに
20
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ふきのとう
介護する苦労話をききながら親なき我はさみしくもあり
30
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木蓮
夏の夜 望遠鏡を覗き込む 吸い込まれるような星の大群
4
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山本左足
書きかけの履歴書一羽の鶴となる 折るという字は祈るに似てる
6
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詠み人知らず
別々の病院に入る父母に 同じ手鏡 求めて持ちぬ
24
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葉月きらら☆
実感はまだわかずともカミサンと言う代名詞味わっている
39
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芦澤ノリコ
肩に巻くカーディガンを弄ぶ指があなたであればいいのに
6
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光
発車ベル急かす目当ては何かしら(カムパネルラはもう居ないのに)
12
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紹益
まだ若い 君に迷惑 かけられぬ 心に閉じる 老いらくの恋
32
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美津村
誕生日の我を祝うと咲き出でし鉢のあさがお紫の色
13
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只野ハル
ため池に映る姿に風が吹き揺れているのはどちらの自分
9
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