緋色のお気に入りの歌一覧
卯月
避難所の子ら映るたび紙おむつ足るか気になる一歳児母
12
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悠
梅咲きて春も近きと香がかほるされど舞ひ散る白銀牡丹
13
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詠み人知らず
こんなのは優しさじゃねぇと泣きながらプッチンされたプリンを食べる
17
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ちょうのすけ
旅立つ日 君が佇むその肩に やさしく落ちる 桜の涙
15
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ケンイチ
誰彼もみな黙し月なき夜を受け止めてゐる影を重ねて
20
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悠々
唄わせてくれよ淋しい春だから 別れの春の君送る歌
23
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光源氏
この春は風情色どることもなくただ虚ろなる空があるのみ
18
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詠み人知らず
獨り身を貫く友の朗らかに圓き笑顏は心緩みぬ
10
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浅草大将
如何でかは逃るる道や人にある大地の震ふと天さとすとも
18
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詠み人知らず
今はやや平穏にあるわが眠りまだ休みなき人に分けましを
17
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庭鳥
上野まで無言で歩く人々にしみじみ香る沈丁花かな
24
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染季
おもむろに硝子ケースを破っても籠もっていても軋む俗世よ
5
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卯月
日めくりの薄い頁を透けてくる「三月」ほどに朧な春よ
19
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芳立
色も香も声もめぐれり春の日は忘れしひとを忘れさせざる
31
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まるたまる
触れられたところを一人思い出す最初はくちびる もう熱い息
18
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ほたる
熱い息みぞれの午後に蘇る春まだ浅く思いは深く
25
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逢
永遠と思いこんでた「青春」の二文字の中に「月日」があった
112
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逢
さくら咲くころにわたしは泣かされている Friendのおわりはend
35
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詩月恵
ゆっくりとわたしはわたしに帰るからあなたもあなたに戻れば良いよ
35
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柚々
紅葉谷 鹿と戲れ まどろめば何處からなる かの人の聲
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