千映のお気に入りの歌一覧
カラキタ
息子よりほっといてくれ俺のこと髭がうっすら火花散らして
6
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まぽりん
小止みなく降る雨ゆゑに鬼怒川の堰きもあへずて街を流しつ
22
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寧々
まんまるのミモザ色したひだまりに眠れる猫の耳うごくさま
10
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本能寺
いい人って どうでもいい人なんだよね 君に言われて気付くなんてさ
14
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ながさき
尊きは 日本の民の 底力 姑息の輩 歯牙にもかけず
20
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西村 由佳里
ぱこぱことテニスの音が続く中ぶきみに響くよカラスの声が
3
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詠み人知らず
連続の孤食記録は伸び続け ふと此処はどこ? 問いかけている
18
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夢士
村祭り伝統の技つたえゆく秋の夜空に撥の音激し
13
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夢士
流れくる神田囃子に心湧く孫の手とりて山車の綱引く
16
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片井俊二
音もなく三つの針は重なって今日という日が終わり始まる
8
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林林
灼熱の身をわが膝に横たえて交互に毛布と扇風機の娘
14
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秋日好
いつもより無為に過ごすと決めた日に晴れ間射しこみ顔をしかめる
8
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詠み人知らず
陽の暮れて歌碑の佇む横丁の 法善寺なる 響きが似合う
21
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本能寺
食卓に 白い煙が棚引くも 秋刀魚たじたじ スダチの香り
11
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詠み人知らず
弟は気が短いと君は言うじきに僕らは兄弟になる
5
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矢車菊
追伸に書き添えたこと ほんとうは一番伝えたかったことです
12
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矢車菊
歌はみな五弁の花だ うつくしき歌集のなかに千の花咲く
10
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光源氏
二人して歩んだ道の片隅にぽつんと残る昭和のテレビ
17
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秋日好
「された」とか、委ねる預ける依存する恋愛語彙の違いに悩む
7
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光源氏
「悲しみを乗り越えろ」と人は言うがあとのことまで人は言わない
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