まあさのお気に入りの歌一覧
くらら
知らぬ間に 入れてた肩の 力抜け 小春の陽射しに 暫しまどろむ
30
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もも桜
初孫の周りの時間はゆつたりと穩やかに流れ笑顏絶えず
11
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inosann
お互いの痛いところに湿布貼る年を重ねた夫婦の有様
23
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たけくらべ
病むひとを見舞ひなぐさむすべぞなく心ばかりの千の鶴群
27
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詠み人知らず
ビスコには乳酸菌が一億個あの人よりもわたしに優しい
19
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灰色猫
日常と非日常の境目にごくゆっくりとナイフを差し込む
19
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灰色猫
触れるもの君でよかった本当に生涯最期の触れ合いでした
21
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灰色猫
呼吸する寄せては返す波と言ふ絶へることなき海の脈拍
25
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灰色猫
ふっとばす貞操なんてふっとばすあたしは自由よあなたはどなた?
18
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灰色猫
囲碁盤の上で織りなす麗らかな天球儀にも似た石の瞬き
23
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優器ルミネ
庭のある家から漏れる旋律が掴み離さぬわたしのこころ
6
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なかしぃ卿
働けど虚しさだけが残りたる勤労感謝の日に出勤とは
5
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松井一馬
丁寧に褒めたつもりが研ぎたてのナイフのようにズブリと 続く
4
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狭間
飛行機の 窓から下の 闇の中 浮いてるような 街のともし火
6
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沙久
へたっぴな字が舞う手製の便箋で 静かに佇む宮沢賢治
24
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沙久
早世の天才一マス一マスに 指した手は全て命の軌跡
19
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まつり
あ、朝だ、それでね、わたし、きみのこと、・・・続きは今度の夢で話すね
8
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詠み人知らず
貼ってあるポスターの趣味がちょっと違う初めてあがる恋人の部屋
7
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澄舟
地球上どこにも属してない時間が私から同心円に広がる空港
7
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滝川昌之
さっき寢た ばかりと思ふ 朝ばかり 温もりいとし 初霜の頃
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