詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
日向猫
シンプルにその一生を迷い無く我が巣に捧ぐ働き蜂よ
30
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詠み人知らず
壊されし民家の庭に不安げに寄り添い吾みる三匹の猫
20
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へし切
花ミズキ君が紅差す色に似て去りし時を想ひて見惚れて
26
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日向猫
わたくしは極めて元気な病人で、すこぶる明るい厭世家です。
23
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詠み人知らず
見る人もなき禅寺のつつじ花なほあてやかに伊勢は老いけむ
13
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もなca
一面に白き花びら敷きつめてさくら吹雪のなお降りやまず
27
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みやこうまし
夕なずみ近衛池辺の糸桜 人影絶えてしずしず散れり
17
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まぽりん
道せばみ傘傾ぎあふ花冷えの雨やはらかにかすむ面影
32
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芳立
こころなくさくら散らすと憂きながらのちは吹雪を巻き起こす風
5
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浅草大将
咲き散るにものは思はでゆく子等の道にもしるき花の足跡
8
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芳立
咲きほこる日もえらばれぬさくら花ふるべき折は雨にまじるな
4
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夢士
車窓より土手の桜のさんぶ咲きちょうちんの灯の続くを眺む
19
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ほの香
さくら川逢瀬の春は泡夢の浮き世流れて行く先も見ず
15
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大埜真巫子.
生きる為 言葉を紡ぐ人人の 切なさよ愛よ孤独よ夢よ
63
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みなま
陽を浴びて咲きがらを摘む指先にニオイスミレの香りうつりぬ
6
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浅草大将
すみ染に咲くをむかしの夢に見てけさの愁ひはふか草の花
18
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恣翁
寝静まる街に 覚めたる風にのみ 背を押さすがに 身を任せたり
20
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デラモルテ
旧暦の彌生朔日仲春の日向に荒ぶ肌寒き風
10
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芳立
よりもせで花をあなたにながむらむこよひ嵐のさそひもぞする
4
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浅草大将
めぐり来る時にし逢へば恋の芽もはるの柳の風のまにまに
8
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