詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
日向猫
足踏みも立ち止まるのも無駄じゃない人間万事塞翁が馬
22
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只野ハル
ソフトクリームと特売のスラックスに嬉し涙の母よすまない
13
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朝がお
絹単衣 道行きたずね もんしろは 帯より抜け出で夏を迎へる
10
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昼風桃
別れなど言い続ければ効能を失っていく薬のように
7
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ほの香
自然界 摩、魅、霧、瑪 むらさきいろの華みどりに溶けず懸想が尖る
13
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inosann
午後六時過ぎてもまだまだ明るくてヤル気の後押ししてくれている
16
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みなま
寝そべった吾の手首の内側を白猫は舐める舐め続けおる
9
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美津村
日の暮れていまだ帰らぬ妻を待つ幼き日母を待ちたるやうに
33
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詠み人知らず
けだるげに列車が風を叩いてく 人は無口に通り過ぎゆく
15
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恣翁
蝙蝠の群れ羽搏きて 日の暮れの青磁の空に 罅入るめり
30
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詠み人知らず
お休みはいつでもそばにいてくれて私と子犬なでててくれた
4
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詠み人知らず
お野菜を嫌う貴方に嘘ついて刻んで混ぜてカレーばっかり
6
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詠み人知らず
若草の上に休める自転車のスカイブルーが凛とハンサム
19
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詠み人知らず
濃厚な髪の匂いにむせそうな そこまで女を主張なさるな
15
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水海はるこ
君にまた会える日までの燃料を日ごとに分けるきっと足りない
7
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只野ハル
現実を詠み現実逃避を詠み幸せはどちら側にもない
5
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衣良
誰のせい? ずしり、重く沈みゆくいつ飲んだかも解らぬ鉛
6
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みなま
くちなわのいなわらのうえひあびるをくわをふるいてうつのうふあり
8
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日向猫
母の日は姑優先 実母には前倒しにてこっそりサービス
25
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みやこうまし
新緑の背伸びしはじめ 若き芽の親木越さんと先秀を目指す
17
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