詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
片っぱしからスポーツを教えてくれ英語やれと言った通りの父
12
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石川順一
髪を切る覚悟は初冬の頃にあり俳句を考慮して居る様な
11
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石川順一
捌かれるイワシかアジか分からずにブロッコリーも添えられて居る
9
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石川順一
目玉焼きカレーの上に乗って居るお茶は黄色く月の如くに
12
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灰色猫
障害を負ってしまった心へと天衣を掛ける貴女の言葉
21
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灰色猫
たましいがこころの澱をはくときのためいきひとつ森へと帰る
21
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灰色猫
十六夜の水子供養の古寺にひととせの愛弔う遊女
17
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灰色猫
しっとりとトマトの皮を剥くときのゆびさきが聴く太陽の歌
27
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石川順一
ガリがある取り放題が真ん中にミニチュア鋤焼黒のお盆に
12
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石川順一
骨付きの鶏肉三角揚げ豆腐味噌汁イモのサラダに御飯
9
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falcon
やはらかに風吹きわたる花のなみ幾重こへきぬ玄鳥のかげ
16
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藤久崇
春道に 花のひらかば 書を見む 咲きたる君の 名こそ知らばや
17
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芳立
生まれきて死にゆく道をたどりなむ七つ歩みを成しませるあと
10
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藤久崇
月花や せめて照らせよ もとに伏す 友無き賤は 一人果てゆく
12
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藤久崇
故も無く 倒るる人の 無き日こそ 無きを知らぬや 祈り初むる人
10
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藤久崇
み仏の すくいし水の 零るとも 今日はつむりに 露もかけなむ
19
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みろく
孫を抱く笑顔を遺影にした父の墓へと歩く 娘の手を取り
27
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び わ
結婚の五十五年の峠こし家内よぶとき「ガールフレンド」
6
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鴎
微睡みに誘われとろり恋おちて異世界の君吾を見つめり
9
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秋日好
着飾った今日の競馬は「淑女の日」インスタグラムに訛り映らず
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