詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
只野ハル
メッセージひとつ届かぬバースデーそのように生きそのように逝く
12
もっと見る
たみお
上顎に 刺さった太い 鮭の骨に 負けないあなたの 笑顔が素敵
3
もっと見る
詠み人知らず
しのぶ生ふる古き軒端に風吹きて橘香る夜はの村雨
8
もっと見る
水ノ衣
指導者が指導者足らぬ現状に寒気すら覚ゆそれでも回る
16
もっと見る
由縁
世迷言口にはだせぬ本心は下着がすれる痒さにも似て
5
もっと見る
すばる
君の居ぬ空を自由に飛ぶよりも 君に囚われ飼われていたい
17
もっと見る
パープル
端的に言って短歌でアタクシに勝てるものかと啖呵きってる
7
もっと見る
麻倉ゆえ
罫線と少しの数字しかなくて時刻表には田んぼのにおい
10
もっと見る
詠み人知らず
五月雨のふる江の真菰苅りに来る人もなみまに見えつ隠れつ
3
もっと見る
みなま
猫と薔薇 愛しく美しくありながら手傷も貰う それから歌も
17
もっと見る
美津村
薔薇の花垣にめぐらし君の住む家に静かに降る午後の雨
17
もっと見る
すばる
冷え切った体をぐるり丸めたらアンモナイトの眠りに落ちる
32
もっと見る
紫草
寛大な甘えをたっぷり溜めこんでたちまち酸化してゆく意識
21
もっと見る
葉月きらら☆
われ先と伸びようとするゴーヤの芽どれを間引くか悩ます産毛
22
もっと見る
inosann
優しげに見上げてくれてるタンポポはうつむく僕の太陽みたいだ
34
もっと見る
葉月きらら☆
雨降りに美容院へ向かう足軽やかなのは君に会うから
17
もっと見る
詠み人知らず
母の言う「傘持ったかい」の口癖を曇り空にはふと思い出す
38
もっと見る
村上 喬
野の草を手折れば春は指先をもえぎの色に染めてにおえり
33
もっと見る
もなca
梅雨入りの雨かもしれずしっとりと水の匂いの満ちている朝
24
もっと見る
詠み人知らず
五月雨に潮垂れ衣干しあへでわびこそまされ須磨の浦人
3
もっと見る
[1]
<<
537
|
538
|
539
|
540
|
541
|
542
|
543
|
544
|
545
|
546
|
547
>>
[670]