詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
真っ直ぐに伸びゆく枝の先々に小さな恋を実らす桜桃
26
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あまおう
「意気地なし」薔薇は気高く誘うけどだいたい僕は傷つき易い
25
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ふきのとう
一つづつえんどう豆の筋とれば母の思い出指先にあり
34
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文麿
人たへて乾くこころに夏かりのあしをとめたる薔薇のかぐはし
9
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詠み人知らず
鴨川に川床立ちてせせらぎの音も涼しげに鱧を味わう
24
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日向猫
異世界の入り口らしき水溜り 試しに石でも落としてみようか
24
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あまおう
湾岸を染める花火に来た夏のご機嫌よろしゅう御座いますれば
12
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文麿
Mariage ワインとチーズ逢ひたれば匂ひ妙なるよろこびに蜜
7
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あまおう
から梅雨に寄り添うはずの雨傘が無くて恋しいきみの手のひら
24
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夏恋
学校をギムナジウムと呼ぶ国に憧れていた少女の頃に
16
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詠み人知らず
深海にしずめたままのいろくずがほのかに光る滿ち潮のとき
21
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律
真青なプールの底に夏空を探しています 僕らの5時限
3
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もなca
みず色や青やむらさき涼しげな色の増えゆく六月の庭
15
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詠み人知らず
乙女らのブラス奏でるスウィングは夏の薫りをはこぶ涼風
26
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文麿
たそがれに雉の啼く音のくりかへし呼べども逢へぬ遠きあこがれ
12
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どるちぇ
明滅が誘う淡きソリチュード シャガールブルー溶かした夜に
17
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麻倉ゆえ
思い出を梱包している春の午後 箱の谷間に旅立ちの風
14
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律
いくつもの君が残した足跡は やさしい、いとしい、せつない、さみしい
6
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詠み人知らず
月光のとけたグラスを傾けて耳をすませば遠き小夜曲
20
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文麿
十六夜の今宵隱れし雲の上目には見えねど視えざる戀は
14
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