詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
梅雨明けてうだる暑さや涼もとめ居所うつす吾輩は猫
14
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あかる
我ひとり君を遺して逝くのなら君もこうして泣くのだろうか
22
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紫草
薄暗き階段降りたその先に屏風一面立葵咲く
26
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みなま
怒りとかかなしみとかは氷みたいあたたかなひとのたなごころにとける
16
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へし切
悲しいね意味を探して生きるって生きてることに意味があるのに
27
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リンダ
誰ひとり処分できない猫グッズ鈴の音にも振りむいてしまう
5
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夢士
懐かしや雑木林の蝉しぐれ宅地となりて子らの泣く声
17
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詠み人知らず
聞き渡る蝉の諸声 山裾の暑気を夏天に放ち還せり
7
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詠み人知らず
アスファルト破って生える雑草に言われた気がする 挫けちゃならぬ
20
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猫又
梅雨明けを聞けばたちまち蝉時雨 自然の声はいつも正直
10
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速魚
田の鏡砕けて散って 深みどりいよいよ深く夏の雲呼ぶ
19
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灰色猫
笹舟に指輪を乗せて送り出す 破れた恋を弔うように
53
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詠み人知らず
蝉時雨 遥か聞きやる 昼寝時 風はそよろに 肌吹き越しぬ
5
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猫又
名前など無ければ無いでよいものを 呼べば心がさらに向くだけ
12
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紫草
一面に深葉のさやぐ声のして山に暮らせば淋しくもなし
16
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紫草
泣きながら眠りし吾子の背を摩る優しくなれよ強くなれよと
25
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速魚
梅雨空を突き刺すように濁流の岸に 幼き緋のカンナ立つ
17
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へし切
渡ろうか此処は丸山思案橋一夜の夢の恋に溺れる
25
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美津村
蓮の葉に受けて玉なすその泪呑みて癒さむ君の悲しみ
9
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夢士
苦瓜のサラダ作りて一人酒切子グラスに冷酒酌みて
18
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