詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
灰色の雲が涙を 孕んでる わっと泣いて しまえばいいのに
20
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へし切
蝉が泣く命惜しめと諭すがに争い絶へぬ人の世を見て
29
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卯月
強風が子のしゃぼん玉吹きさらい台風一過夏の蒼天
8
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うすべにあおい
花火咲く 花の後ろの 隠れ宿忍び声する 夏の夜の夢
5
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詠み人知らず
突然の思いもよらぬ悲しみに世界の音が一瞬消えた
19
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水ノ衣
腕の中眠りし子の重み感ず何時の間にやら育ち行くもの
15
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南美帆
学都にて音楽漬けの夏空に響き渡るは平和の祈り
18
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みなま
アシュケナージのラフマニノフに導かれ次々解ける警報のリボン
7
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へし切
現世の儚き命を惜しむがに今をさかりと蝉しぐれ降る
33
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都詩
宇宙から地球に届く信号のこれもひとつか赤き月かげ
10
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詠み人知らず
雨風に幽閉された日曜は 古いジャズなど流してカフェを
18
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すばる
コンビニで買ったケーキとDVD私の幸せ千円未満
33
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詠み人知らず
その人は美と知を備えそのうえに 徳を積み上げ周囲に配る
12
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紹益
年取れば それ相応に 老けていく 無駄遣いなる アンチエイジング
21
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村上 喬
白き砂踏みしめるたび幾万の星はしずみぬ足の形に
25
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灰色猫
音符から 蛙になって 夏の夜 ふたたび音符を 奏でる蛙
32
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みなま
もう歳をとらないひとの誕生日ろうそく何本おつけしますか
24
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すばる
音もなく空を流れる星達に君を返して欲しいと願う
22
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詠み人知らず
山里はさすが涼しき朝風に露を含める秋蝉の声
5
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詠み人知らず
ちはやぶるかみを頭に宿すかと欺くものは鬘なりけり
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