滝川昌之のお気に入りの歌一覧
トウジさん
清明といへども春の小寒かな無人駅舎に自販機の鳴る
9
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可不可
降られても降られても 桜彩 みあげる私こそ チアノーゼ
3
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うすべに
満開のそめいよしのをはかなしと 赤葉も燃やすここのえざくら
6
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ななかまど
桃源の花の招きに誘われて心そぞろに花見山かな
9
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艸介
見遣れども見遣れどもなほ降り止まぬ 弥生の雨に恋をしている
6
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雪乃まり
静むれば南より来る春風に散りぬる花の寂しき声が
4
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び わ
上級の手話サークルに参加するさらなる道を彷徨い訪ね
5
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茂作
くるくると莢豌豆の蔓を卷き ただひたすらに天を目指せり
11
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横井 信
道端に雨後の土筆は顔を出し寝ぼけたままの枯葉のベッド
8
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ハーコット
才は無しなれどこぼるる言の葉でお粗末ながらリズム刻まん
3
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うすべに
せせらぎに光をこぼす花ふぶき 春のさきへといかだ流れる
5
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めいこ
進まない慣らし保育に降る雨に花ぞ積もりて淵となりぬる
4
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ななかまど
色のなき林たどれば春の陽は膨らみ始む若芽を包む
10
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トウジさん
てまはりは一興なしにすかなしや別つ妻したふ故にやあらむ
3
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めいこ
どろんこの道に残ったスキップの足跡の中に浮かぶ花びら
7
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へし切
しとしとと心を濡らす 桜雨 涙にかすむ君が面影
11
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雪乃まり
霞がかる桜前線に染まる街高台にいてくすぐる香り
4
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雪乃まり
雪溶けて春の予兆の梅便り思い出される香りとともに
3
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び わ
山桜染井吉野に守られてじっと花咲き静寂の中
4
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アガサ
大の字が 白く浮かんだ早雲山 卯月の雪が成せる白焼
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