滝川昌之のお気に入りの歌一覧
うすべに
まだ広い林の空のこもれびに ゆらゆらゆれる黄緑の蝶
6
もっと見る
艸介
風絵筆 奔りて空を染めて往け 鈍に、黄金に、透くよな青に
7
もっと見る
へし切
風吹かば散りかいくもれ さくら花 吾が身ふるとて 君な忘れそ
9
もっと見る
ななかまど
たくましく生き上手く生き越し冬をかみしめるごとムラサキシジミ
9
もっと見る
谷村思亜
この世には二つなき色桜花 痛む心を包み込む色
4
もっと見る
ちゃー
舞う花に 背中押されて向かう道 大丈夫よと風が付き添う
7
もっと見る
みっさん
「生きるのよ」友の言葉の響くなか抗がん剤の投与始まる
7
もっと見る
茂作
春の午後シャボンの香り風に乘せ 君と歩める山峽の道
12
もっと見る
び わ
動物園てくてく歩きあちこちと妻と手つなぎ子供に帰り
6
もっと見る
横井 信
窓の外しずかに揺れる春の花ぼやけた月のみるかくれんぼ
9
もっと見る
うすべに
枝うつり 小さなからだふくらませ花に埋もれて春つげる鳥
8
もっと見る
トウジさん
戦争は人を獣に変えるのか知るべくもないブチャの惨状
6
もっと見る
桃フクロウ
チャンネルを 変えても消せぬ 死の景色たれかなおさむ 世のをこを
4
もっと見る
夏深
物語の結末のよに満開の空を見上げり胸膨らませ
5
もっと見る
ななかまど
指おりて三十一文字に書きとめるわれの見つけし季節の間
7
もっと見る
めいこ
棒立ちのままの子供におはようと飛びつく友のいる新学期
6
もっと見る
へし切
君は花 咲いてはかなき徒し身を 愛しめど風に散り紛ふかな
11
もっと見る
時計台
夜桜に手つなぐ父の顏優し 七十年経て温もりのあり
12
もっと見る
び わ
桜咲く短い期間花飾り喜び贈り又寂しさも
4
もっと見る
茂作
いつもより君がお洒落をした時は 誘ひて道の眞ん中を行く
13
もっと見る
[1]
<<
516
|
517
|
518
|
519
|
520
|
521
|
522
|
523
|
524
|
525
|
526
>>
[2883]