詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
まあさ
やわらかな 淡い桜の 蕾へと 耳を傾け ささやきを聴く
28
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沙久
引力のすごい所は正と負を判別して尚受け入れるとこ
15
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美津村
手術室を出でくる妻を我は待つ和英の聖書置かれし部屋に
11
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美津村
湯玉浴びし服の焦げ穴繕ふに慣れたる妻よ我に来て九年
12
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恣翁
黄砂舞ふ日暮れの悪路を 妻の挽き 我押し ゴトゴト 一輪車ゆく
16
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藤久崇
薄紅に 白に紫 青と黄と 色色々の 春の花道
12
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inosann
建て替えぬ二百七十年大社の材木樹齢二百五十年
14
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inosann
吾がうちに双子の兄弟すんでおり抗う兄と挫ける吾と
17
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秋日好
庭木の名ど忘れをする母に向け「今咲きそうなら白木蓮でしょ」
22
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うさぎ
「二十五で結婚できます」占いの言葉信じて続けるパック
14
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沙久
「糖度計も目をひんむくほど甘過ぎる自分」と実験結果を記す
19
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沙久
分度器で自分のズレをはかれるか試したくなる数学の時間
23
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灰色猫
礼という振る舞い生みし人が居り感謝の礼を石碑へ捧げる
16
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灰色猫
褐色の翼をなくした僕たちの悲しみ知らず鳥凧揚がる
17
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詠み人知らず
重ねれば 噓の匂いの唇に 騙されながら うたかたの夢
22
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灰色猫
満開のひまわり畑でただひとつうつむくひまわりそれがわたしだ
20
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詠み人知らず
あはれとも 言うべき人は居らずとも 縁喜び 舞ひて生くかし
14
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詠み人知らず
卑屈とふ 己が心に巣くう虫 討ち滅ぼさむ なすべくもあらず
13
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恣翁
楤芽も筍も 旬に未だ早く 山家の蓬 いま盛りなり
18
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あふひ*・○・*
あの時は同じコーヒー混ぜながらこうだったよねああだったよね
16
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