吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
うすべに
虫の音の聞こえくる庭 蚊遣火の煙ながれて夏ひきもどす
12
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夢士
子ら去りて窓辺に一人夕月夜虫の音リィリィリィと子らに変わりて
11
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へし切
ぼんぼりの灯り恋しや風の盆 見たさ逢いたさ想いがつのる
15
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横井 信
ひつじ雲見上げてそっと揺れているエノコログサの穂先に触れる
13
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滝川昌之
ヒマワリの種は豊作来夏へと公園リスにおすそ分けへと
18
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詠み人知らず
引く波の足裏(あうら)の砂を崩しいく 夕日染みゐる長月の海
18
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夢士
見渡せばむかし新聞いまスマホ エスエヌエスの老若男女
13
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夢士
虫の音の七つ八つと重なりて帰りし子らの顔浮かび来る
15
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ながさき
法華経の 妙(たえ)なるチカラ みなぎりて 混迷の世を 平和の大地へ
7
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ながさき
御仏は 我ら衆生の 心田に 仏種としての 妙法を説く
8
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恣翁
病得て 職辞したれば暦なし 実に舶に暮らせるごとし
14
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内田勝也
胸中に埋めたままの地雷あり信管外す時は至らず
3
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蔓葵
ほしあへぬ袖にもみつる星月夜かまくらの里に秋は来ぬらし
25
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横井 信
真っ暗な秋に夜道へ歩き出す虫の音のせて揺れる秋風
12
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蔓葵
いにしへの言の葉ごとに露きよみそらに月見る心地こそすれ
21
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へし切
夏暮れて空にわき立つ雲消へて野辺の草葉も色かはりゆく
15
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コタロー
セセリチョウ羽根を閉ぢたる花の上蜜は吸はぬか再び飛びぬ
8
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滝川昌之
日曜で始まる九月の優しさが苦しい君を救えるといい
22
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詠み人知らず
雨上がり弱々しく鳴く法師蝉果て惜しむかに吾が胸を打つ
12
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詠み人知らず
しのび泣くおわら戀唄哀調の二胡の音わびしき胸に染みこむ
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