祐鈴のお気に入りの歌一覧
南美帆
川沿いを手繋ぎ歩く昼下がり二時間後には母に戻ろう
65
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彌生
君に会う前夜は爪を塗り直す 暗いフロアで気づかれなくても
2
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彌生
星占い 恋愛運が良い朝は 嬉しくもあり不安にもなり
1
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詠み人知らず
エクセルに溜めた戯作に価値はなく 読み手が決める 快 不快 無視
10
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紫草
異界にも春夏秋冬あるらむか季に残さる淋しいきもち
12
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みなま
おかえり、と声が聞こえた昼下がり写真の夫の優しき笑顔
16
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日向猫
冷たさと遠さを映す濃い青の秋空はもう思い出の中
18
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詠み人知らず
流されて記憶の角は落とされて 丸く綺麗なものだけ残る
21
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紫草
微かなる娘の泣き声もれ聞こえ壁に吊るさる濡れたGジャン
21
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恣翁
月時雨に 文燃す炎消えゆけど 夜更けの庭をなほ眺めたり
25
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詠み人知らず
空港の到着ロビーで待ち人を そっと見るだけそれで帰るよ
15
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みなま
パンプスを購いし日は生憎の野分の名残雨も麗し
8
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inosann
廻商の雨に祟られし夕刻の何も無かりしような茜雲
7
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詠み人知らず
まだ眠い飮食街の夜明けには カラスが鳩を追い散らしてる
8
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高見澤マツノ
家事の手を止めて見上ぐる秋の空翳るか照るか読めぬ心根
8
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高見澤マツノ
なくしても失ったわけじゃないものも世の中あるよ、と雲に諭され
3
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恣翁
独り酒 ちびちび遣りて呑み尽くし 瓶を枕に一日を終へむ
25
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あき
あの空に二人で逃げてしまいたい だけどパズーの鞄がないの
17
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詠み人知らず
味噌汁を妻が作るという人よ ガツンというぜ羨ましいな
8
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詠み人知らず
一年が手帳ひとつに纏められ 年輪のごと重ねて終わる
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