詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藍子
要らないとごみに変えてくその中に私の買った服は入らず
12
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沙久
かっこ悪い中身をさらけ出すことはかっこ悪いことじゃあないんだよ
18
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恣翁
春の日は 桃の蕾の色深め 斜めに射せり 法起寺の塔
22
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灰色猫
頑張って声をかけると頑張れや兄の姿しかと焼き付け
16
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灰色猫
兄の子の花奈ちゃんずんと抱っこするその肥満体に親心思う
16
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灰色猫
手が動くその手で飯が食えること感謝してると兄貴は語る
23
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灰色猫
金が無い新幹線止め快速で神戸の兄へ見舞いに向かう
15
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灰色猫
泣き虫なおおかみこどもは神となり山河を駆けて緑を愛す
14
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夢士
巣立つ子の笑顔の奥に母の顔哀しかりけり父の顔なく
15
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夢士
春やよひ北風激しビューと吹くゆれる小枝につかまる辛夷
14
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野々花
泣かなくていいのよなんて声掛ける自分が一番泣きたいくせに
25
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まあさ
全身で 大笑いする 辛夷から こぼれる白い 光をひろう
24
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秋日好
テロ安否問うかと思えば「我がこと」にかかりきりなる人を憐れむ
14
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秋日好
心底女童のごと頼りなし上辺繕い飾りて過ごす
14
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inosann
ごわさんで何も無くなる人生に成り行きで建てし住宅残す
18
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リクシアナ
雪わたり雪折れの桜枝ひろい瓶に挿す父 春来たるらし
30
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石川順一
鉄アレイ両手に持って始めれば眠ってしまう脆き精神
11
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石川順一
右折待ち詩人によく似た人が過ぎその左折車の印象的な
10
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只野ハル
お彼岸の仏花にひとつ青穂麦束ねてあるを朝市で買う
21
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山崎ふゆ彦
みき伐られ三分の丈になりゐても春告げんとて桜花咲き
11
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