詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
啄木は函館時代何をやる真理を開陳して居る少女
10
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秋日好
ただ単に言葉が好きだと自覚する伝わる事実に驚愕をする
16
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秋日好
蜂蜜がどろりと指を絡め捕る有機の動きを君見逃すな
16
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林林
一瞬で多くの命奪われてかなしむ人に言葉喪う
14
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まあさ
あたたかく やさしい顔した 春という 季節にうっかり 騙された午後
17
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秋日好
伸縮を続ける海月 海水に溶け得ぬ身体を呪い寿ぐ
14
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inosann
シラス漁に出でゆく舟か駿河の海一隻二隻と波をきりゆく
21
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桜田 武
声弾む開花予想に春感ず桜蕾の北の三月
10
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桜田 武
抗癌で「死にたい」と言いし姉の顔眼に焼き付きしまま吾永らえる
12
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デラモルテ
晴天を一氣に曇らせ空に滿つ最期の冬の泡雪の降る
12
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九條千鶴
遠くから響くお経に混じり合う躓きがちな鶯の声
10
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千草ななせ
二回目の入院でした今回は親と喧嘩し飛び出た結果。
8
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和月
髪を切り 「貴方の様に生きていく」 鏡の中には よく知る泣き顔
7
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藤久崇
千万の 人に詠まれし 花なれど 今年も歌は 絶えで聞こえり
14
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藤久崇
開きゆく 若き桜に あとを寄せ 静けく散れる 春の花の兄
14
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石川順一
ミニトマト残す昼間は仮眠とる何時も嫌味の梅雨曇りかな
7
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石川順一
滞在の白の悪魔が吠えて居る口内炎は長く留まり
8
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コーヤ
温もりの ひかりに目覚めた 櫻木の 花の嬉しさ 伝わりてくる
19
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コーヤ
移ろいて みどりに萌えた 並木道 木々の息吹と 和みの散歩
14
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藍子
子の巣立ちその寂しさに涙する母という字が消えたみたいに
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