千映のお気に入りの歌一覧
雪柊
三十年 時を隔てて文来る厳しく優しく 変わらぬ恩師
17
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村上 喬
繰り返す 波間ただよい僕たちは果てない朝に魚となりぬ
23
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あふひ*・○・*
明日逢おう貴方の言の葉じんと来てご飯も食べるしお薬飲むし
11
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あふひ*・○・*
奥さんの介護しながら穏やかにこれが僕の日常と云う
24
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へし切
煌々と冬の夜空の月の如ふわりと浮かぶ飛行船かな
21
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ながさき
強くあれ 強いことこそ 幸福だ 西空染める 夕陽のように
18
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本能寺
きみの言う いつかまたって 果てしなく 何万光年 先のことなの
18
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詠み人知らず
青年は意識せぬまま中年に 壮年になり 仏になりぬ
23
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桐生賄
餅好きの 孫娘にと 祖父、祖母が ついてくれたよ たくさんの餅
13
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灰色猫
指先に 一瞬触れて 舞う蛍 出会いと別れを 教えてくれた
27
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あふひ*・○・*
また来てね涙浮かべて握る手のその温かさ忘れていません
15
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まぽりん
玉藻なす浦より引ける水濠に在りし日うかぶ高松の城
23
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詠み人知らず
「雪」の字を戒名に得た父の背は ごつくて堅い 壁そのものだった
15
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詠み人知らず
骨肉の争いなんかありません 目的物が 小銭ですから
12
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灰色猫
眠れない 一人の夜に 包まれて 水の音色に 耳を澄ませる
30
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灰色猫
牛舎から 勝手に出てゆき 草を食み 勝手に戻る 賢い牛たち
17
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詠み人知らず
傘忘れ途方に暮れる我が心見放すように激しく降りぬ
14
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矢車菊
少しずつ秋の別れは濾過されて星のきれいな冬を迎える
28
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矢車菊
あのひとはタッチライトを消すようにぼくを忘れてしまうでしょうか
20
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野々花
珈琲の冷めた事さえ気付かずに静かな朝の雨を見ていた
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