夢月のお気に入りの歌一覧
矢車菊
少しずつ春が近づくときめきであなたを好きになってゆきます
21
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矢車菊
さよなら、と告げるかわりにきみはただ もう春だね、と言ったのですか
14
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矢車菊
空想と事実の淡い境目でうたに親しむことばのあそび
15
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へし切
道の端に叢れ咲く花のたんぽぽは仲良し小好し蝶とたわむる
24
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月虹
街道に花暦あり咲き誇る八重の桜が季節見守る
32
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咲耶
知らぬ間に辺りに春は来たるらむ三毛猫のひげ風にそよぎぬ
11
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咲耶
葉桜に紛れし君の自転車の車輪の跡は淡く色づき
5
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咲耶
鬼ごっこ逃げ切れなくて振り向くと君がそのままどんと抱きつき
4
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咲耶
春の陽の淡い黄色に染まるのは先生の目と私の前髪
8
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詠み人知らず
吾の横並んで信号待ちをする猫と仲良く歩道を渡る
19
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光源氏
逢坂の関の彼方をながむれど今ひとたびの戀はかなはじ
12
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光源氏
散る花に無情の風や吹きつらむ土に還ると知れどわびしき
21
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己利善慮鬼
氷雨降り靴に抱きつく桜花儚きままに持ち帰ろうか
15
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月虹
この雨に唄えば気分も乗ってくる傘もくるくるジーンケリーで
73
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あまおう
無機質な部屋へ ようこそ同居人 きみの名で呼ぶ サンデリアーナ
25
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あまおう
前線とあいさつ程度の返信に なかなか雨が降りやみません
22
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へし切
面影の見へてふと消へ 夢現 君が微笑み われ忘れめや
23
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へし切
淋しげに俯き見れば芝桜 花の絨毯 笑顔がこぼる
24
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己利善慮鬼
閉じかけた瞳の中に映る君星より少し明るい夜更け
5
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己利善慮鬼
春先に心領く君と在れば馴れぬ吊り革揺られるも幸
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