詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
春弥生ビルの谷間に沈みゆく鎌なりの月一人眺むる
20
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夢士
鵯来たりシーディーきらり春の陽に案山子に代わり畑守らむ
15
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滝川昌之
今はまだ ともに過ごした日々残り 行きつ戻りつ春が変えゆく
15
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洩矢転石
絵日記にそらの絵ばかり描いているぼくの絵の具は青ばかり減る
16
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沙久
柔らかな手を伸ばす君のその先に真っ白なキャンバスが広がるよ
23
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大上
春の瀬を日に日に進む華の宴搖らぐ梅香に杯を傾け
9
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リクシアナ
柔らかに緑深めるふきのとう教え文句のほろ苦さかな
28
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桐生賄
春なので 通学靴に ローファーを 買ってあげたい 親バカですか?
21
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藤久崇
浅緑 野辺の草木の 八千色に 輝き生くる 敷島の春
16
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桐生賄
春なので 気分一新 模様替え カーテン・椅子も お古で済ます
13
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桐生賄
ボロボロの スリッパ裏に 色塗って も少し我慢 明日買い替える
16
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ガイトさん
潔いこんな綺麗な春の日に暇持て余す我の小ささ
8
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みろく
知らぬ子に凧を破られ泣く兄を後追い歩く 少し離れて
18
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林林
くるくると筍むいて春が来る糠の匂いのまろく広がる
25
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inosann
防人に寄せる歌だと知りました 領土を照らす「蛍の光」
21
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まあさ
芝の中 近寄りがたい オーラさえ 放ち輝く 黄のフリージア
16
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林林
足裏の傷に一枚絆創膏ただそれだけで歩いてゆける
20
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まあさ
妬ましいと 思うくらいに 誇らしげ 黄のフリージア 芝生に一輪
15
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夕夏
こいしくてこいしくてただまちつづけつゆともしれずひとときのはる
6
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野々花
春便り届きし義母の葉書には貼り足されたるうさぎが跳ねる
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