詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
春雨と よんで濡れるは 冷たくて 傘の下から ツボミ見上げる
21
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秋日好
背伸びする呪文のように聞こえてたコインローファー三十越えて
14
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秋日好
四半世紀勤めたひとの送別に雪柳添え卓を飾ろう
20
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秋日好
満杯に子苗の並ぶ温室に二千五百の苗がまた来る
14
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秋日好
動けないところから見るこの世界匂いや音を拾い綴って
18
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秋日好
この手から数千の花巣立ちゆく手ごたえ独り噛みしめてみる
24
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inosann
駿河の海二艘ならびてシラス漁 網の重さの船に伝わる
21
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まあさ
あなたへと 届いて欲しい 蒲公英の 綿毛に私の 思いを託す
25
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みろく
黄昏の人波引きゆく校庭でハードルを越ゆ 風神みたいだ
16
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松虫君
街中で 面影ある人 目で追った あの人じゃないと わかってはいても
10
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石川順一
バスロマンバスメロディーといろいろな風呂の音楽試してみたい
8
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石川順一
黄水仙花瓶に入れば玄関が映えて来る夜なまめかしくも
16
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石川順一
完治する口内炎の長さかな客観的にはまだある悪魔
12
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麻倉ゆえ
こんぺいとう崩れて溶ける一瞬に舌ひんやりと失恋を知る
14
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コーヤ
触れてくる 花の香笑みで 爛漫の春華やぎで 心が弾む
18
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コーヤ
様々な 夢の花咲く 春の野辺 鶯の声 歓喜にきこゆ
19
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沙久
新しい命の瞳に宿るのが優しい世界でありますように
26
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Chico
呼鈴に応えしきみの戻るまでぼくのあたまに編み棒刺さる
25
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灰色猫
花愛でる優雅な君が一本の桜であることのしあわせ
21
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灰色猫
砂浜をしっかり掴んで歩くとき私の原始が歓喜をあげる
22
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