加祢のお気に入りの歌一覧
猿ノ丞狂介
リーパイに揃へる色も赤なくに指のふるへる緑一色
5
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詠み人知らず
この年も古代の米を土にまきバケツに育て豐作祈りし
12
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詠み人知らず
新緑のかげに楓が薄紅の眞珠のごとき花さかせをり
16
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島祝
千早振る神代も聞かず選人の旅にも侍るくもいの藏人
14
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芳立
ゆるるかにひぐらし海に君とゐてたまに仕事をするが夢かな
8
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光源氏
まどろみの深山の霞むなしけりめづるうちこそ物を思ひし
9
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三沢左右
五色立ついらかの滝を呑み込みて火立ち昇れる龍となりなむ
22
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浅草大将
風に聞くおぼろ月夜のこの宵は雲のあなたに春をしのばむ
13
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光源氏
流れゆくうつつの人の涙河水のまさるる思ひけるかな
10
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浅草大将
暇なく過ごしし春もくれはとり菖蒲日ごとに伸ぶるこの頃
10
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三沢左右
ただ四つのインストゥルメンツなわひ合ひ一つのシャウト天を突き破る
10
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光源氏
夏草のしげし思ひはかりそめの過ぎて乱るるやすらひの戀
22
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光源氏
信ずればおのづと知恵は身につくが智慧は難儀を開かねばならず
10
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聴雨
朧月すずりに浮かべ書にむかふ白をうめゆくほのかな静寂
30
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浅草大将
春惜しみ花のあとより散る花は霞にまがふ八重のやまぶき
15
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悠々
ひとひとり殺めし夜のはるあらし明日はわがみに吹かぬものかは
23
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薫智
はにかんで年齢示す君の指しゃぶってたのか赤く染まって
14
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詠み人知らず
寂しさのかたまりになつてあふれだすわかちあへたる友のほしくて
37
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悠々
吾を生み吾を育てて吾を泣き吾に命を遺し母逝く
20
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詠み人知らず
ぬばたまの夜の帳はぽうぽうと若草模様も白き蝌蚪かな
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