藍子のお気に入りの歌一覧
KEN
星ふたつ燈りつ消えつ闇の川濁る一夜の流れを憂ひ
12
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KEN
隱沼の木賊に潛むくちばみのまなこ見詰めて我が影探り
17
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吉野 鮎
かざぐるま 空廻りしてからからと逝きし汝が影たぐりて廻る
17
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吉野 鮎
汝が旅路 天の川渡る舟端にきららの波は飛沫とよせ來
11
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吉野 鮎
逃げ水を追ひゆけば汝ば現世の吾が身ぬちにや顯つ蜃氣樓
10
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吉野 鮎
かほらせて想ひつたへむ夕やみに蕾ほどきぬ眞白梔子
13
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幸子
うっかりと窓際にいたら喉渇き車内で失礼水分補給
12
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幸子
丈高くなりてどうするハルシオン巨木の森は黙し語らず
22
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幸子
都会にて一人暮らせば夕暮れの街は迎えてくれる家族で
18
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幸子
力尽きし体はやすめ心をば歌詠む筆となして踊らせむ
12
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幸子
天地ほどに引き裂かるるも尚一層激しく燃えつ結びゆく魂
12
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河のほとり
ほととぎすつれなき月に汝はつげよ鳴く声空なる同じ心を
15
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河のほとり
淀みなく逢ふ夜ともがな天の川空の光の澄むにつけても
13
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河のほとり
ほととぎす昔の夏の声ぞするもの思ふ夜はのおなじ軒端に
12
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河のほとり
ほととぎす何の心にかかるとてたださみだれの雲に鳴くらむ
22
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コタロー
穩やかな青き空色塗つたなら白き繪筆で流るる雲を
9
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コタロー
炎天をふはりと風が吹きたれば樹々の緑も騷めき止まづ
7
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コタロー
炎天を歩けば汗のとめどなく絞れるほどにシャツは濡れ
8
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コタロー
コンビニの女子店員に商品と笑顏のお釣り餘分に貰ふ
6
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コタロー
炎天下工事現場の男らは麥藁帽子掛けて眞つ黒
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